ヒュウガトウキ(日本山人参)1月の農園風景~宮崎・すどう農園公式ブログ

農園のお仕事

南国 宮崎とはいえ今朝は冷え込みました。畑も田んぼも霜が降りて真っ白になっていました。そんな中でもヒュウガトウキ(日本山人参)たちは、寒さに負けず、じっくりと冬を越しています。

この葉っぱが落ちて、どこか寂しく感じる雑木林こそ『宮崎・すどう農園のヒュウガトウキ(日本山人参)山の中栽培プロジェクト』を実施している場所です!立っている木はクヌギの木でシイタケの原木栽培によく使われる落葉高木です。夏にはカブトムシやクワガタがあつまりますよ。

よく見ないと分かりませんが、ヒュウガトウキ(日本山人参)が落ち葉の隙間から顔を出しています(^-^)/

この場所は昨年の夏、日陰がなく天ころ干しになっていた畑から掘り起こした株を、株分けして植え付けた農園です。【株分け:ヒュウガトウキ(日本山人参)は成長と共に親株のまわりに子株が付いて大きくなっていきます。その子株を切り離し植え付けることで増やすことができます。】

掘り起こしてきて、植え付ける前の様子です。まだクヌギの葉っぱも鮮やかな緑ですね!

2019年夏の様子↓↓↓

数年前までは平地の畑で栽培を行っていて、マルチング(雑草予防、土壌の保湿等に効果のある農業用ビニールシート)を利用していましたが、ヒュウガトウキ(日本山人参)の株が弱ったり、虫が発生したりという問題があったため、いろいろな場所で試験的に栽培を行い、現在の栽培方法にたどり着きました。クヌギの落ち葉がマルチングの代わりになり、そのまま腐葉土となって養分になっていくので一石二鳥の素晴らしい環境です!

2020年1月の様子 ↓ ↓ ↓

小さな苗も、冷たい風に耐えじっと春を待っています。

最後に農園にある梅の木です。もうすぐ満開を迎えようとしています。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。

今回は、宮崎・すどう農園の1月の様子を紹介してみました。これからも定期的に、農園の様子や畑仕事のあれこれを紹介していきたいと思います。

それでは、今年一年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように\(^o^)/

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